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19/11/29[山形]取り戻したい球際でのプレー強度

 山形はリーグ最終節を4位で迎えた。すでに自動昇格の芽が消滅した中、J1参入プレーオフでアドバンテージが得られる4位を狙ったが、町田戦は1-2で逆転負けを喫し、最終順位は6位。7位・水戸とは勝点で並び、紙一重で得たPOの権利だった。

 残り4試合の時点では自動昇格圏の2位を維持していたが、そこから水戸戦、長崎戦ではそろって3失点で敗戦。第41節・山口戦は山岸のハットトリックで逆転勝利したが、前半で0-2と苦しい戦いを強いられた。失点の少ない戦い方をベースに上位争いに加わってきた山形にとって、ここ数試合は「自分たちのサッカー」という合言葉とは裏腹に、自分たちでコントロールし切れない事態がたびたび起きている。木山監督は「技術とか戦術だけではなく、メンタルも含めてやられない、チームでボールをゴールの中に入れさせない。そういうことができていたからだと思う」と堅守が実現し、僅差で勝ち切れていた時期を振り返っている。この試合でも球際でのプレー強度を取り戻せるかどうかが重要なポイントになりそうだ。

 ドローでは敗退というビハインドの状態でキックオフされる。順位の上位と下位で差をつける試合の難しさについては、自身も12年・千葉、15年・愛媛と二度POで采配した経験がある木山監督が熟知している。早い時間の先制点を狙うのか、90分で1点上回ればOKとじっくり腰を据えるのか。戦い方について木山監督は「言いません! 勝つために最善の策を練って努力したい」と多くを語らなかったが、「派手な試合にはならないので、その中で自分たちが最後、スコアを1ポイントでも上回れる試合を作らなければ」と拮抗した展開に持ち込む覚悟で臨むことになりそうだ。

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