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19/11/29[甲府]勝つしかないが、アウェイ戦の強さは好材料

 リーグ戦の“ラスト5”はドローの後に4連勝。9位から毎試合一つずつ順位を上げて5位でフィッシュし、J1参入プレーオフ出場権を手にした甲府。第1戦は引き分けでは敗退となる下位の立ち位置で徳島に挑むが、“ラスト5”も全て勝つしかないというギリギリの立ち位置・メンタリティーで戦ってきた。

 主将の小出は「プレーオフもここ何試合かも”勝つしかない“状況で戦ってきたので同じ。チームはやることをやってしっかり勝つという雰囲気になっている」とディスアドバンテージをネガティブには捉えていない。

 CBの新井も「勝つしかない試合。(中盤の選手が)守備に労力を使って攻撃になったときに力が出ないのは避けたい。僕がマネージメントをして5枚で守るし、最悪CBの3枚、もっと言えばGKのカワちゃん(河田)と2枚で守るくらいの気持ちで臨みたい」と割り切りと覚悟を持って臨む。ギリギリだからこそ出せた前線からのアグレッシブな守備と最終ラインの押し上げをチームのベースにして、引き分けでも第2戦に進むことができる徳島の微妙なメンタリティーも突く戦いに持っていきたい。

 攻撃では終盤の4連勝の原動力になった途中出場で流れを変える“後半のエース金園”が控えており、前半を戦う選手に“後半勝負”という勇気も与えてくれている。金園の存在が前半に点が取れなくて不必要に焦らないメンタリティーを生み出し、ピーター・ウタカ、曽根田、アラーノがゴールに絡む活躍を継続している。伊藤監督は「プレーオフに進出した4チームの中で現時点では徳島が一番強いと感じている」と話したが、自信がないわけでなく、強い相手だからこそいい戦いができるという強かな思いも籠っている。

 そして、アウェイのみの成績では優勝した柏を得失点差で上回って甲府が首位(ホームは11位)。説明がし難い要素も含まれるが結果としてのアウェイ戦の強さはストロングポイントにできるはずだ。

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