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19/11/25水戸新時代。新スタジアム等を建設へ

新スタジアムのほかアカデミー拠点も建設へ

 水戸は22日、記者会見を開き、「新スタジアム建設構想」と「社内体制」について沼田邦郎社長が説明を行った。

 まず、クラブ創設30周年となる5年後をメドに水戸市内にサッカー専用スタジアムを建設する計画を発表した。収容人数はJ1クラブライセンス基準となる1万5千人から2万人を予定。建設場所は未定とのことだが、すでに駅や高速道路付近など交通利便性の高い場所を調査して候補地を絞っている段階で、その中から選定していくという。

 スタジアム建設の総工費は約100億円を見込んでおり、資金調達方法は「現在調整している段階」としながらも、すでに「(複数企業から)何億、何十億という話がきている」とのこと。「設計、ファイナンスで賛同してくれる企業が集まっているのは事実。行政にお世話になる部分もあるが、民設民営で進めていきたい」との意向を示した。

 新スタジアム建設を目指す理由について、沼田社長は「クラブの収益を伸ばすため」と説明。「われわれの昨年の年間収入は6億2千万円。J1・J2クラブの中で一番低い予算。これからどうやって収益を伸ばすかということを考えたときに一丁目一番地にあるのがスタジアム」と語り、サッカー専用スタジアムながらも試合日以外も365日稼働する複合型スタジアムとしてクラブが運営することにより、新たな収益構造を作ることを考えている。商業施設のほか、教育や福祉、防災拠点としての機能も備える施設を予定しており、「人口減少や過疎化といった地域の課題を解決し、新たな産業を生み出したい」と沼田社長は意欲を口にした。

 そして、アカデミーが使用してきた那珂川河川敷のホーリーピッチが水害により使用できなくなってしまったため、「われわれは選手を育成していくことによって、これからの水戸ホーリーホックを作っていかなければならない。なので、新しいアカデミーの拠点が必要となる」と水戸市内に新たなアカデミー拠点を建設する構想も発表した。

 また、沼田社長は自身の去就にも言及。「(社長を)バトンタッチしたい」と退任を表明した。退任時期と後任は現時点では未定ながらも、今後について「一つ上の立場になって俯瞰的にクラブを見ながら、スタジアム構想と町づくりに専念していきたい」と語った。来年の取締役会と株主総会で可決されれば、会長職に就く予定だという。

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