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19/11/20[Jユースカップ G大阪 0-4 名古屋]2冠達成! 名古屋 U-18が進む常勝の道

スキ逃さず4発。ファイナルでも発揮された破壊力

 “攻守一体”のサッカーで2種年代を席巻する名古屋U-18が、夏のクラブユース選手権に続き、秋のJユースカップも制した。1回戦から決勝戦までに記録したゴールの数は6試合で23。驚異的な破壊力はどの試合でも健在で、防御不能の攻撃力を存分に見せつけて立った頂点の座だった。

 ただ、決勝の舞台で序盤のペースをつかんだのはG大阪ユースのほう。名古屋の主将・田邉光平も「自分たちもこんなに回されるとは思わなかった」と言うほどボールを持たれ回される展開だった。それでも名古屋は徐々に高い技術とゴールへ最短で迫る意識をブレンドさせG大阪陣内に攻め込んでいき、31分には榊原杏太がペナルティーエリア内へ仕掛けてPKを獲得。これを榊原自らが決めて先制すると、前半終了間際にも高い位置でのボール奪取からトップスコアラーの村上千歩が左足でゴールネットを揺らしリードを2点に広げた。

 1点を返さなければならないG大阪は後半に入っても人数をかけて押し込むものの、クラブユース選手権MVPの牛澤健を中心とした名古屋守備陣を最後の最後で崩すことができない。2年生CBの鷲見星河も「やられる気はしなかった」と語る。

 とはいえ、名古屋とて意図せぬ守勢に回ったことは間違いない。だが、ここを“耐え切る”のではなく“スキを見て仕留める”ことができるのがこのチームの強みである。89分、途中投入されていたU-17日本代表・光田脩人の突破&クロスに牛澤が合わせて勝利を決定づけると、後半アディショナルタイムにはこちらも途中出場の1年生・松本皐誠がネットを揺らして4点目。終わってみれば大差で勝利を収め、2冠目を手にした。

 劣勢でも耐えられる強さ、そしてチャンスを確実に仕留める力。二つの武器を持って組織としての強さを発揮し“二つ目”を獲った名古屋U-18が目指す最後の頂は、高円宮杯プレミアリーグチャンピオンシップ。3冠達成は簡単ではないが、彼らにできなければ、もうそれが成されることはないように思える。それくらい、いまの名古屋U-18は、強い。

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