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19/11/18[長崎 0-1 栃木]“構える形”が奏功。栃木、残留に望みをつなぐ

 最近の試合では前から激しく追い、ショートカウンターから得点を狙う。それが栃木のスタイルになっていたが、この日は打って変わって構える形に。ユウリの欠場も影響したが、長崎に対してこの形がハマった。「相手の外で回しているだけ」(磯村)と栃木はうまく長崎の攻撃を外に追いやる。引いたぶん、押し込まれたがその反面、長崎の背後にはカウンターに持ち込むための広大なスペースがあった。耐えるリズムに慣れると徐々にカウンターに出る機会も増え始める。そして23分、CKから乾が頭で押し込み、先制。栃木にとっては理想的な前半だった。

 後半早々に長崎はビクトル・イバルボを投入。個の推進力に優れた選手によって栃木は前半以上に押し込まれる。しかし、個で押し切ろうとする長崎の攻めは栃木の集中を打ち崩すまでには至らず。終盤はパワープレー気味に出るが、「行き当たりばったり」(角田)とチグハグな攻めに終始。つなぐにしても蹴るにしても共通理解のない攻めでは得点は奪えず。まさに今季の長崎を象徴するような姿だった。その上で「気持ちで負けたゲーム」(角田)と、気迫でも栃木も上回られた。一方、栃木は貴重な勝利。高い守備意識とセットプレー時の集中力が光り、残留に望みをつなげた。

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