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19/11/08[浦和 0-2 川崎F]追う川崎F。悪条件をものともせず

中村がいなくても、中2日でも問題なし。川崎Fが優勝に望みをつなげる

 浦和のACL決勝進出に伴い前倒しで開催された試合は、互いに連戦を考慮して先発メンバーを入れ替え。特に浦和は、今季初めてマルティノスを1トップで先発起用するという慣れない組み合わせで臨んだ。川崎Fにとっては「本当に予想のつかない形」(鬼木監督)で、かつ前節から中2日と浦和の中3日よりも悪条件。それに、ここでの引き分けや敗戦は優勝争いから大きく遠ざかることを意味する。そんなプレッシャーがあったからこそ、先制点が前半に生まれたことは川崎Fにとって大きかった。

 負傷での長期離脱を余儀なくされた中村に代わって、トップ下を務めた脇坂が決めた。35分、縦パスをバイタルエリアで受けると、チェックにきた柴戸を制して巧みにターン。右足を振り抜き、名手・GK西川の手が届かない右スミにねじ込んだ。ボールを支配しながら、浦和の高い守備意識の前にゴールネットを揺らせない展開。そのイヤな流れを振り切った。

 後半、阿部勇樹を投入して中盤を整理し、前掛かりになったのはホームの浦和。ただ、左サイドから幾度となく山中がクロスを入れても、中央にこれを合わせる選手がいない。マルティノスの突破も、「あわや」となったのは左ポストに嫌われた49分の場面くらいだった。

 次の1点を奪ったのは川崎Fだった。守備面の不安が如実に表れていた右SBマギーニョのところに守田を移し、シュートチャンスをフイにし続けていたレアンドロ・ダミアンに代えて小林を入れてテコ入れすると、その守田→小林ラインで78分に追加点。

 浦和が興梠を入れて[4-4-2]にしようとも、その後は川崎Fが悠々と試合をクローズ。ルヴァンカップ優勝を成し遂げた地での、10日後の歓喜だった。

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