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19/10/11[ルヴァン G大阪 2-1 札幌]残り3分での被弾はカタルシスへの伏線に

G大阪が先勝。クリアミスを見逃さなかった倉田

 開始早々の1分、裏に抜け出したアデミウソンが際どいループシュートでゴールを脅かすものの、札幌はリーグ戦の大敗を受け、守備戦術を修正。「守備のときは4バック気味で人につく」(宮澤)というアウェイを意識した戦い方を選択する。

 立ち上がりの決定機以外は札幌を崩し切れないG大阪だが、守備では「アウェイゴールを与えたくない」(三浦)意識が徹底。アンデルソン・ロペスや鈴木を封じ込め、5日前の対戦では手こずった白井の突破も福田がストップした。守備意識の高い両者はスコアレスのまま試合を折り返す。

 後半、最初に仕掛けたのは札幌だった。48分、ロペスのサイドチェンジを受けた菅が枠内に強シュート。東口が好守でしのいだものの、このワンプレーを機に、札幌が攻勢を強めていく。宮澤だけでなく、最終ラインで獅子奮迅の活躍を見せていたキム・ミンテが起点となって、札幌らしいつなぎを見せ始めるも、惜しむらくは鈴木や荒野がアタッキングサードにたどりつく前にミスで流れを止めてしまったことだ。

 そして74分、試合が動く。小野瀬のクロスのこぼれ球が逆サイドに流れると福田がペナルティーエリア内で仕掛けに入るも、白井の手にボールが当たりPKに。リーグ戦ではアデミウソンのPK失敗に救われていた札幌だったが宇佐美が冷静に蹴り込んでG大阪が先制に成功する。

 リードを守りながら突き放すべくパトリックと藤春を投入したG大阪に対して、札幌は切り札のジェイを86分に投入。崩し切る場面は少なかった札幌だが87分。FKからキム・ミンテが貴重な同点ゴールを奪う。引き分けでアウェイゴールを持ち帰るかに見えた札幌をG大阪がアディショナルタイムに突き放す。

 90+5分、クロス処理を誤った札幌のクリアミスを倉田が豪快に蹴り込み、勝負あり。G大阪が土壇場で地力の差を見せ付けた。

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