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19/10/11[ルヴァン 川崎F 3-1 鹿島]押して迫って奪い切ったフロンターレ

逆転3分前。“あと一歩”を踏み出させた大島投入

 平日のナイトゲームながら多くのサポーターが集まった等々力陸上競技場で、川崎Fと鹿島によるルヴァンカップ準決勝第1戦が行われた。

 立ち上がりにペースを握ったのは鹿島だった。相手のミスを中盤で奪っては、素早くボールを動かして前線に配球。10分にレアンドロのクロスから白崎が幸先よく貴重なアウェイゴールを奪い、その後も相手がバタつく中でゴールに迫っていった。

 ただ23分、曽ケ端の治療のために一度プレーが止まると、川崎Fはチームで意思統一を図り立ち位置を修正。また「メンタル面で焦れずに戦おうと伝えた」と鬼木監督が明かすように、チームとして冷静に戦うことを促したことで状況が一変する。

 ここから中と外の使い分けが格段によくなると、27分には右サイドのクロスからクリアボールを守田がダイレクトボレーで合わせて同点。この得点で一気に流れをつかむと、レアンドロ・ダミアンを中心に何度もチャンスを作り出していった。

 あと一歩ゴールネットを揺らすことができない状況が続く中、さらに川崎Fに勢いをもたらしたのは79分に投入された大島。3カ月ぶりの実戦復帰に大きな歓声が上がり、会場の雰囲気が変わると、試合が動いたのは82分。「(大島)僚太くんが前を向いた時に3人目がチャンスになると思って、アベちゃん(阿部)を見ていたので狙っていこうと思った」と脇坂が動き出すと、大島→阿部とつないだボールを受けて右足を一閃。DFに当たりながらもゴールに吸い込まれ、ついに追加点を奪うことに成功した。

 攻撃の手を緩めない川崎Fは、その3分後にもセットプレーから阿部が大きな3点目を奪取。ホームで2点のアドバンテージを得た。

 一方、「最後の2失点は反省すべき失点だった」とは大岩監督の言葉。鹿島は第2戦での逆転を目指
すことになった。

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