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19/10/09[福岡 0-1 琉球]ジョーカー再び。琉球、残留前進

「結果オーライ、勝ってよかった」。勝利を収めた琉球の樋口監督が試合後に素直に安堵の気持ちを表現したとおり、ゲームの主導権は福岡にあった。序盤は構えて引き込む守備で様子をうかがっていた福岡が20分過ぎから琉球のボールホルダーへ圧力をかけに出る主導型の守備に切り替え、そこから発動するショートカウンターでシュートチャンスを作り出していく。ただ、左の初瀬からのクロスに対する飛び込みのタイミングが若干ずれ、あるいはシュートの精度を欠き、また琉球GKカルバハルの好セーブにも遭い、優勢な状況を得点に結びつけることができないまま前半を終えた。

 後半開始から琉球は小野に代えて風間宏希を入れてボールの動かし方に変化を加える。前半は福岡の守備陣が中に絞っているにもかかわらず中央からの崩しに固執した感があったが、風間宏希が入ってからはサイドの崩しを見せて中央のスペースを空ける作業も加えていくつかの惜しい場面を作り出して福岡に圧力をかけていく。ただ、前半の福岡と同様に締めのプレー精度が足りず、ゴールを奪うまでには至らない。

 ドローの空気が漂い始めた90分、琉球のジョーカーが大きな仕事をする。80分からピッチに入っていた上原が上里の蹴った左FKの流れからゴール前にこぼれたボールを左足でたたき決勝ゴール。今季4点目、これまでと同様、途中出場での上原のゴールが琉球に残留確定へ一歩近づく大きな勝点3をもたらした。

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