日本代表・Jリーグ日本代表・Jリーグ

19/10/09[京都 2-2 愛媛]京都、昇格争いへ暗雲立ち込む1

 ポゼッション重視という同じスタイルを持つ両軍の対戦となったが、愛媛が「ロングボールを蹴る」(川井監督)ことを意識して風上の陣地を選択。序盤は互いが様子を見合い、ゴール前の攻防が少ない時間が続く。

 その静かな展開の中でも、徐々にボールを支配し始めた京都がスコアを動かす。34分、一美のポストプレーを起点に仙頭がゴール前へ抜け出すと、GKとの1対1を冷静に制してゴール。57分には仙頭のスルーパスを収めた一美が左足でネットを揺らす。前節・鹿児島戦からトライしている2トップの特徴を生かした“縦に速い攻撃”で、京都が2点を先行する。

 だが、京都の選手たちが共通して感じていたのは「遅攻と速攻をうまく使い分けられていない」ということ。いつものようにボールを落ち着けられない展開の中で「後半はみんな足が止まった」(金久保)状態に。ライン間が間延びし、相手に反撃のスキを与えてしまう。

 65分、CK後の流れから神谷が右足のシュートを鮮やかに突き刺し1点差に。72分には近藤のクロスを山瀬が頭で合わせてさらに加点。愛媛が10分足らずの間に立て続けに2得点を挙げ、一気に同点とする。これで勢いづいた愛媛は終盤も攻勢を続けるが、決勝点は生まれず。2-2のドローで勝点1を分け合った。

 5位は維持した京都だが、ホームで2点のリードを守れず。試合運びの拙さは否めず、佳境を迎えるJ1昇格争いの行く末に不安を感じさせるゲームとなった。

Copyright (c) Jupiter Telecommunications Co., Ltd. All Rights Reserved.