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19/10/09[水戸 2-3 大宮]風下の後半に3発。大宮、「どうすることもできなかった」前半から大変身

「風が大きく影響した試合だった」と長谷部監督が振り返った一戦。風上と風下が入れ替わる前後半で、流れが大きく変わった。そして、この試合においては“風下”が優位に試合を進めた。

 前半“風下”に立ったのは水戸。テンポのいいパスワークと素早い切り替えで大宮を圧倒。終始、大宮陣内に押し込み、チャンスを作り出した。そして21分にCKの流れから宮が先制ゴールを奪うと、41分に左サイドからの折り返しを前が蹴り込んで追加点を決める。「水戸の戦い方をどうすることもできなかった」と高木監督が振り返ったとおり、一方的な水戸ペースのまま前半を終えた。

 後半に入り、流れは“風下”の大宮に移った。さらに大宮は、勢いを出すために、後半開始からフアンマ・デルガドと石川を投入。前線のターゲットとセカンドボールの拾い役を入れたことにより、チームは息を吹き返すこととなる。

 前半から流れは一転、大宮が圧倒。個の力で水戸をねじ伏せた。前線でフアンマが驚異的な強さを発揮して水戸の守備組織を崩し、流れを作り出す。53分にイッペイ・シノヅカが個人技で最終ラインを突破してゴールを決めると、53分にはシノヅカのクロスをフアンマが頭で合わせて同点に追いつく。

 大宮の勢いは止まらなかった。左サイドからのクロスを前半途中から右SBでプレーしていた櫛引がペナルティーエリア内まで駆け上がり、豪快なシュートをゴールに突き刺し、逆転に成功した。

 終盤、水戸が猛攻を仕掛けたものの、ゴール前を固める大宮の守備をこじ開けることができずに試合は終了。“風下”に立ち“個の力”を巧みに生かした大宮が劇的な逆転勝利を挙げた。

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