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19/10/04[川崎F]苦境脱出の兆しは見えた。質の高さを結果に

 前節・神戸戦。川崎Fは1-2で敗れた。結果だけを見れば、敗戦は敗戦である。

 ただ、この試合のすべてをネガティブに捉えるのはもったいない。なぜなら決して悪い試合ではなかったからだ。立ち上がりからボールを握り、攻撃のリズム、テンポは、ここ数試合に比べて格段とよくなった。守備に関しても失点場面以外にそこまで多くのピンチを作られていたわけではない。

 それでも一本のカウンターから失点を喫し、セットプレーの流れから追加点を許した。また攻撃でも崩して奪えた得点はない。攻守に手ごたえを感じていたからこそ悔しさは募っている。

「結局、勝ってこその過程だと思う。それがよかった、よくなかったというのは結果でしか判断できない。神戸戦は手ごたえがあった。だけど、勝てなかったことで自分たちがやってきたことを肯定できないのが一番悔しい」(守田)

 確かなのは、難しい戦いが続いていた中で苦境を脱出する光は見えているということ。「このタイミングで入れてくれ、こういうパスを出してくれなど、間違いなく質というか要求のレベルが高くなってきている」とは谷口の言葉だが、要は出し手と受け手の目はそろいつつある。あとはそれをいかに結果につなげていくか。

 自信を確信に変えるためには何よりも目の前の“勝利”が必要だ。

「これまでほかのチームと何で差をつけてきたかといえば、質で差をつけてきた。そういう自信もある。もう一回、自信をもってやっていかないと」(谷口)

 神戸戦で得た収穫を次につなげ、課題はしっかりと改善する。立ち止まるのではなく、ブレずに前に進むことで、敵地で迎える今節・湘南戦の勝利をつかみにいく。

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