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19/09/17[徳島 1-1 長崎]呉屋が狙っていた一瞬のほころび

「立ち上がりはよかった」(リカルド・ロドリゲス監督)。徳島がボール保持率を高めながら試合を優位に運び、最も警戒していた呉屋は、石井と田向が中心となってケアにあたる。攻守に安定した徳島は、SB背後を狙ったサイド攻撃と中央の崩しの二つを軸に攻撃した。

 一方の長崎はカウンターをベースに組み立てる前半だったが、前半最大の決定機を迎えたのは長崎。呉屋と玉田の関係性から、最後は玉田がフィニッシュ。しかしこれはポストに阻まれて試合は動かなかった。

 後半に入り、先制点を挙げたのは徳島。内田裕の縦パスを受けた野村から「ダイレクトのパスがくると思っていた(渡井 」 )と絶妙な連係から渡井がゴール。勢いづく徳島に対し、長崎はビクトル・イバルボと吉岡を同時投入して火消しにかかる。

 徳島は守備でもタイトな対応を続けていたが、「一瞬のスキはあるとずっと思っていた」(呉屋)と一つの現象からほころびが生まれる。内田裕がカイオ・セザールと接触した影響で、ピッチ上で両者とも瞬間的に緩みが出た。その雰囲気を見逃がさないのが、得点ランキング1位・呉屋のすごさ。イバルボのクロスに飛び込み、チャンスを確実に生かして同点に持ち込む。その後は両者とも一進一退の攻防。徳島は終了間際に内田裕が2度の決定機を迎えたが決め切れなかった。

 4連勝で臨んだ徳島、3連勝で臨んだ長崎。逆転昇格を狙う好調同士の直接対決は痛み分けとなった。

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