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19/09/17[栃木 0-1 福岡]執念。ミスター福岡の一撃を死守

「チームが苦しいときに手助けするのが僕の仕事だと思っている」(城後)。残留を争う直接対決で大仕事をしたのは、直近の試合で好調を維持し、7試合ぶりの先発起用に応えた福岡の10番だった。ともにロングボールを多用する試合の入りから迎えた9分、菊地の精度の高いフィードから抜け出した松田のクロスに城後が冷静に合わせて先制ゴールをマークした。

「先制点が大事だった」(久藤監督)とした一番で先手を取った福岡は、ミラーゲームとなった各エリアの攻防でも地力の差を見せる。前線に上がってくるヘニキにはウォン・ドゥジェらが対抗し、中盤に落ちたセカンドボールバトルでも優勢。そして機を見て高速カウンターを発動する。前半は福岡のゲームだった。

 後半、栃木は前線にターゲットとなるキム・ヒョンを投入して徹底的なパワー勝負で起点を作り出し、そこに絡む西谷和や平岡らが強引に福岡ゴールへ迫った。しかし福岡も最終ラインに山田を投入して高さを補強。堅く締めながら、落ちるセカンドボールに全員が集中した。

「今日を勝つか負けるかではこの先の戦いが全然変わる。みんなが気持ちを切り替えてやってくれた(」菊地)。

 栃木が繰り返すラフなロングボール攻勢をはね返し続けた福岡が逃げ切りに成功。6ポイントマッチを制し、残留に大きく前進した。一方、降格圏にあえぐ栃木は5試合無得点。深刻な得点力不足により浮上の兆しが見えない。

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