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19/09/17[ACL]次は自分たち。総力戦が鹿島を強くする

条件は勝利のみ。アジア4強へ、雌雄を決するとき

 高温多湿でとても走れる環境ではなかった広州の第1戦から3週間。雌雄を決するときがきた。狙っていたアウェイゴールを奪うことができず、スコアレスドローで終えたことは少しのアドバンテージを相手にもたらしている。第2戦も相手にゴールを許さず、こちらはスキを見逃さない戦いを続けなければならない。

 守備を安定させることは試合を優位に進めるためにも重要だ。広州恒大は満足にパスが回せなくなると長いサイドチェンジを多用し、パウリーニョもゲームメークのためポジションを下げていた。一番怖い選手をゴールから遠ざけるためにも、しっかりブロックを築くことが重要となる。

 そのためには簡単なクロスをしっかりはね返す必要がある。J1リーグ戦では途中出場が続きながらも高い集中力を見せているチョン・スンヒョン。彼の強さと高さを軸に、犬飼と町田が空中戦で負けないことが不可欠だ。「アウェイゴールを与えないことが第一優先。しっかり守備から入ること」とは町田。セカンドボールを回収するボランチを含めて、うまく連係して戦いたい。

 直前の一戦、J1天王山・FC東京戦での負傷によって白崎と三竿という重要なピースを欠くが、前目の選手たちは第1戦を踏まえて戦うことができる。多くのチャンスを作れているだけに、あとはしっかりゴールネットを揺らすだけだ。気候は涼しく相手の攻撃も第1戦とは違う鋭さを見せるだろうが、チーム全体での切り替えの早さはこちらに分がある。

 唯一の懸念点は、テンションの高いFC東京戦から中3日という日程かもしれない。しかし、選手はその方がいいと捉える。「短い期間で集中してやれる。1週間も2週間も空いてやるよりいい」と土居。逆に広州恒大は第1戦のあと、13日に国内リーグを1試合戦ったのみだ。緊張感のある試合を続けてきた利点を生かし、試合のペースを握りたい。

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