日本代表・Jリーグ日本代表・Jリーグ

19/09/10[ルヴァン 鹿島 2-2 浦和]鹿島4強。浦和の闘志をかわして残した全冠

完全な浦和のゲーム。潮目は興梠の負傷交代

 ホームの第1戦を2-3で敗れた浦和は、キックオフと同時に積極的に前に出た。大槻監督の「3点を取らないと次に進めない」という檄も奏功。前線に5人の選手が張りつく形は、ボールを失ったときのリスクを伴うが、ネガティブトランジションを素早くすることで鹿島の攻撃の芽を摘んでいく。圧倒的にボールを支配した。

 青木とエヴェルトンの両ボランチは運動量が多く、ゴール前に進出しながらビルドアップもサポート。

「ボランチが二人下りてきた。6対2になっていてプレスにいけなかった」(伊藤)と鹿島を混乱させつつ、プレッシャーが弱ければ青木や岩波から鋭いクサビや大きなサイドチェンジを入れる。28分に興梠のクロスにエヴェルトンが飛び込み先制すると、その後も攻撃の手を緩めない。41分に鹿島がカウンターから絶好機を得るもGK西川が伊藤のシュートをストップ。出足でも上回る浦和のゲームになっていた。

 ところが50分に興梠が負傷交代し、59分に鹿島が土居を投入したあたりから試合の流れが変わる。浦和のクサビがなかなか入らず、逆に鹿島は前から限定できるようになった。

 すると66分、右CKのチャンスに土居がフリックしたところを犬飼が詰めて同点に。浦和は77分、左からのクロスに関根が飛び込み再び勝ち越すも、87分マウリシオが入れたクサビを奪われたところから伊藤にカウンターを決められ試合は再び同点に。

 浦和があと1点を奪えば第1戦と同じスコアとなり延長戦にもつれ込むことになったが、鹿島は最終ラインをテコ入れ。左SBに永木、CBにチョン・スンヒョンを入れてブエノを右SBに移す形で守りに入る。終盤、ペナルティエリアー内で杉本がブエノに倒されたが、佐藤隆治主審はファウルとせず、鹿島が15度目の4強入りを果たした。

Copyright (c) Jupiter Telecommunications Co., Ltd. All Rights Reserved.