日本代表・Jリーグ日本代表・Jリーグ

19/09/10[ルヴァン 名古屋 2-2 川崎F]川崎Fが手にした切符、そして自信

パスサッカーを押しとおした川崎F。2戦合計4-2で名古屋を下す

 準優勝は4度あるものの、まだルヴァンカップでは優勝経験のない川崎F。第1戦を2-0と理想どおりの複数得点無失点で終え、大きなアドバンテージを得ていた。そして第2戦はスコアこそ2-2の同点だったが、サッカースタイルも本来のパスサッカーに戻して持ち味を発揮。リーグ戦では勝てない試合が続いているが、一筋の光明が見え始めた。

 試合は立ち上がりから川崎Fのペース。11分に小林がゴールネットを揺らすが、ここはVARでオフサイドの判定が下り、得点が取り消される。それでも持ち前の高い個人技でボールをコントロール。3点を取らないと準決勝に進出できない名古屋をあざ笑うかのようにパスを回し続ける。早く得点が欲しい名古屋だが、前半はシュート1本に終わる。

 スコアレスで折り返した後半、名古屋がCKからの大チャンスをフイにすると、川崎Fは53分に下田がおよそ30mの強烈なロングシュートを放つ。きれいな弧を描いたボールがゴール右に突き刺さり、川崎Fがさらに優位に立つ1点をもぎ取った。

 4点が必要になった名古屋は途中出場の長谷川アーリアジャス―ルがジョアン・シミッチのシュートのこぼれ球を押し込んで同点に。しかし、川崎Fは81分にレアンドロ・ダミアンがFKからのクロスをヘディングであっさり決めて再びリード。名古屋は終了間際に榎本の浮き球のパスをジョーが決めて再び2-2としたものの、反撃もここまで。

 2戦合計4-2で準決勝進出を決めた川崎F。第1戦はロングパスに活路を見いだし、この試合では本来のパスサッカーを押しとおした。出場する選手によって攻め方を変えられる柔軟性を得たことで、自分たちの戦いに自信を取り戻すきっかけとなった。

Copyright (c) Jupiter Telecommunications Co., Ltd. All Rights Reserved.