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19/09/10[ルヴァン FC東京 2-1 G大阪]宝刀炸裂。宇佐美→パトで青黒が4強

FC東京が2-1で勝利も、アウェイゴール差でG大阪が準決勝へ

 試合に負けて、勝負に勝つ。ルヴァンカップ準々決勝第2戦を1-2で落としたG大阪が、アウェイゴール差で準決勝進出を決めた。

 前半からリズムをつかめない試合展開だった。第1戦と同じメンバー、同じ[4-4-2]の布陣を選択した宮本監督。前回対戦の流れを重視し、実際にこの試合も序盤はパスワークで敵陣に進攻していった。

 しかし、徐々にFC東京の素早い攻撃を浴びることに。20分には背後に出たパスに対してCBの菅沼がクリアをしようとしたところでディエゴ・オリヴェイラにボールを奪われ、先制点を許してしまった。

 後半に入ってもFC東京の攻勢を受ける展開に。すると67分、今度はもう一人のCB三浦のクリアミスを突かれ、最後は田川にゴールを決められてしまった。ミス絡みの失点が続き、勝負の形勢は一気に逆転。G大阪は苦しいかに見えた。

 流れを変えたのは、あのコンビだった。76分、遠藤の縦パスで攻撃のスイッチが入ると、右サイドでパスを受けたのは途中出場の宇佐美。右足で上げられたクロスボールが、ファーに飛び込んだパトリックの頭に吸い込まれていく。最後はヘディングシュートが右ポストに当たり、ゴールに決まった。

 悔しがるFC東京ベンチ。そこには14年、宇佐美とパトリックの2トップを起用し、G大阪を三冠に導いた長谷川監督がいた。「(宇佐美のクロスは)懐かしいボールだった」とパトリック。宇佐美も「パト(パトリック)の頭に落とすイメージを持っていた」と胸を張る。

 今夏、そろって古巣に戻った二人のFWが、G大阪にタイトル獲得の可能性をつなげる貴重なゴールを生んだ。役者たちが決めた一発。“西の雄”が生き残った。

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