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19/08/26[浦和 1-2 松本]「支配した10分」で上げた逆襲の狼煙

松本、11試合ぶりの勝利は電光石火の逆転劇

 浦和は、4日後に控えるアウェイでのACL準々決勝第1戦・上海上港戦を見据えて先発7名を前節から入れ替えていた。そのメンバーの人選が絶妙で、試合を完全に支配した。松本の反町監督が「ちょっと違った。びっくりした」と振り返ったのは、CB森脇から始まる浦和の巧妙なパスワークと、スキをまったく作らせなかったコンパクトな守備陣形を指すだろう。19分には、森脇の縦パスをスイッチに右サイドで配置のローテーションが行われ、中に入った宇賀神のフリックに、駆け上がった右CB橋岡がグラウンダーのクロス。マークを外していたファブリシオが中央で合わせて、浦和が先制点をマークした。

 ただ、そこから追加点が奪えない。すると、反町監督が虚を突いた。柏木が右足ふくらはぎ付近を打撲して交代した矢先、町田を入れて中盤を厚くした[3-5-2]へ。中盤中央で数的優位を作って浦和を押し込む。これを見て浦和は「自分が下がって中盤を厚くしようとした(武藤) 」 。ただその修正が効かない間の75分、高橋の右足クロスを古巣戦の阪野が頭で合わせた。森脇とのミスマッチとみて槙野が急ぎカバーに入っていたが、その槙野に当たってゴールに入るという、不運な被弾となった。

 立て続けに、松本はスローインから浦和を急襲する。マークの受け渡しが一瞬遅れた浦和を尻目に永井がクロスを送ると、逆から入り込んだ高橋が右足できれいな逆転ハーフボレーを叩き込んだ。まさに、電光石火の逆転劇。「松本は支配した10分で点をとった」(森脇)。まさにそんな展開で、松本は11戦ぶりのリーグ戦勝利に沸き、浦和は5戦勝ちなしとなってサポーターのブーイングを浴びることとなった。

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