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19/08/26[鳥栖 1-6 神戸]覚醒の6ゴール。フィンク神戸“本物”の証明

トーレス引退試合で見せた圧巻のゴールラッシュ

 フェルナンド・トーレスの現役ラストマッチとしてJリーグ史上最も世界からの視線が集まった一戦は、神戸のゴールラッシュでの幕開けとなった。質の高いビルドアップで鳥栖に的を絞らせずゲームの主導権を握ると、11分にはサイドに展開し、西が鳥栖の最終ライン背後にスルーパス。これを中盤から飛び出した山口が流し込んで先制点を奪う。さらに19分、パク・ジョンスのパスミスからショートカウンターを発動し、古橋が得たPKをアンドレス・イニエスタが沈めて追加点。そして22分、中盤のパス交換からイニエスタがダイレクトパスで鳥栖の最終ラインの背後に落とす。反応した古橋が折り返すと、田中が左足でゴールネットに突き刺して3点目。42分に左太もも裏を痛めたイニエスタがそのまま交代となるアクシデントはあったものの、神戸が完全にゲームを掌握して前半を折り返した。

 ビハインドを追い、前に出るしかなくなった鳥栖は果敢に前に出るが、今度は神戸のカウンターにさらされてしまう。54分にはカウンターから左サイドを独走した酒井のクロスを古橋が合わせて4点目。鳥栖も63分、金森のシュートのこぼれ球にトーレスが反応するがシュートは枠外へ、69分にはCKから高橋秀が決定機を迎えるがこれも枠内に収められない。逆に神戸は73分、右サイドを西と山口の連係で崩すとラストパスを古橋が沈めて5点目。鳥栖も79分にCKから金井が押し込みようやく1点を返すが、神戸が86分に藤本、ダビド・ビジャと経由し、最後は山口が冷静に沈めて6点目。鳥栖も最後まで懸命にゴールを目指し、試合終了間際には金崎のシュートがDFに当たりトーレスの前にこぼれるが、神の子のシュートは枠を捉えられなかった。

 注目の一戦は最後までこの日の主人公にゴールは生まれず。神戸がワールドクラスのプレーを再三繰り出し、残留争いの直接対決で大きな勝利を得た。

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