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19/08/07[鳥栖 2-2 大分]白熱の九州ダービー、両者一歩も引かず

肉弾戦と化した終盤。大分が82分に逆転も、鳥栖が劇的な同点ゴール

 新戦力を迎え、この一戦を浮上のきっかけとしたい最下位の鳥栖と、特徴あるスタイルを相手に対策されて勝点を積むペースがダウンしている大分。それぞれがJ1残留に向けて譲れない局面にある状況で、九州のクラブ同士が激しく火花を散らした。

 鳥栖のシステムは[4-3-3]。右インサイドハーフに配置された福田が運動量を生かしたハイプレスで大分のビルドアップを阻みにいく役割を担った。フェルナンド・トーレスと金崎の2トップを予想していた大分にとってこれは想定外。ベンチからは即座に修正の指示が飛んだが、鳥栖の中盤3枚の巧妙な立ち回りとブロックを構えるタイミングのよさを前に、なかなか攻撃を成立させることができない。

 互いに好機で得点できずに折り返すと、後半開始と同時に、大分はオナイウと後藤の2トップに両サイドを高く上げた攻撃的な立ち位置を取る。だが、福田の三竿へのプレスからのこぼれ球を拾ったアン・ヨンウが自ら持ち込んで豪快なシュートを決め、47分に鳥栖が先制。大分は60分にティティパンに代えて藤本を送り込み、再び1トップに変更すると、63分、田中のクロスに三竿が合わせて同点とする。

 ダービーらしくボルテージの上がる試合は、球際激しく寄せる鳥栖と、それをうまくはがせない大分との肉弾戦の様相に。イエローカードが乱舞する中、ベンチワークも白熱した。

 82分、岩田のインターセプトからのゴラッソで逆転に成功し逃げ切るだけに思われた大分だが、90分に痛恨のパスミスを奪われ金崎に同点ゴールを許す。

 終了後は両軍サポーターから審判団へのブーイングが降り注ぎ後味の悪い幕引きとなったが、九州の両雄はともに残留へ向け、勝点1を分け合った。

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