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19/08/07[川崎F 0-0 松本]越えられなかった“最大値の松本”

反町プランにハメられた川崎F。2試合連続の足踏みで首位の背中が遠のく

 7月31日に行われた第16節・広島戦に敗れ、前日には首位のFC東京が勝利。優勝を目指す川崎Fからすれば、これ以上引き離されないためにも勝点3が必須だった。だが、勝点が必要なのは敵地に乗り込んだ松本も同様。王者から何が何でも勝点を持ち帰るために、自陣にブロックを形成しつつボールを奪ってからのカウンターで勝機を見いだそうと試合に入った。

 立ち上がりから川崎Fは松本のゲームプランにハメられる形となってしまう。ボールを保持しながら攻め込むのだが、相手のコンパクトな陣形を崩すことができず。狭い中央がダメならとサイドにボールを動かしていくが、クロスを入れても中の人数が少なく厚みのある攻撃を繰り出せない。それならばと鬼木監督は63分、知念に代えてレアンドロ・ダミアンを投入。「川崎Fさんはいろいろな顔を持っている」とは反町監督の言葉だが、こう着した展開が続いた中、前線に高さを入れることでクロスやロングボールを起点とした攻撃にモードチェンジを図った。

 ただ、この交代でも大きく流れを変えることはできなかった。今季の川崎Fのホームゲームに起きやすい事象ではあるが、“最低限、勝点1でOK”という対戦相手はゲーム状況を見て終盤に守備意識を高める傾向にある。この日も時間が経過するにつれて松本の守備の集中力が向上。それにより攻めあぐねる時間が続き、連戦で疲労の溜まる川崎Fは最後の局面で崩し切るパワーを出せなかった。

 結果、試合はスコアレスドロー。「やっぱりホームで勝たなければいけない試合だった。とても悔しいです」。下田が言うように、川崎Fとしては2位浮上も首位との差が広がる悔しい勝点1となった。

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