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19/08/07[金沢 1-1 栃木]両者の課題が浮かんだ痛み分け

 試合後の指揮官の言葉に両チームの現在の課題が浮き彫りになっていた。「失点場面はスキがある。われわれは今季CKから10失点、セカンドクロスから8失点している」と栃木の田坂監督が話せば、金沢の柳下監督は「チャンスは作れているので、それを決めるしかない」と勝点2を失った結果を嘆いた。

 金沢が先制点を奪ったのは16分。右CKからセカンドボールを拾い続け、最後は藤村のクロスに5試合ぶりの出場となった杉浦が頭で合わせ、ゴールを決めた。三次攻撃を受ける形となった栃木はエリア内に飛び込んでくる選手のマークにつき切れなかった。

 後半、すでに2枚の交代カードを切っていた栃木は63分に菅が負傷。早い段階で交代枠を使い切ることになったが、3枚目のカードとなったキム・ヒョンが同点ゴールを奪う。69分、浜下がクロスを上げると金沢のマークが大黒に集中。ファーでフリーになっていたキム・ヒョンがなんなく来日初ゴールを挙げた。

 金沢はこの直前に加藤がGKと1対1になったり、88分にも途中出場の清原が相手のミスに乗じて決定機を迎える場面があったが、いずれも決め切れず。

 両チームシュート4本ずつという数字以上にスリリングな試合内容ではあったが、どちらも勝点3を手にすることはできなかった。この結果、金沢は順位を一つ上げて9位としたが、栃木は一つ下がり、再び自動降格圏の21位に転落することとなった。

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