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19/07/09[山形 3−0 町田]山形の守備、油断もスキもなし

 前半は愛媛が終始試合をコントロールしていた。立ち上がりこそ山形が前線から強い守備プレッシャーをかけるも、愛媛の最終ラインが巧みなボール回しでそれをいなし続ける。前からいくことが得策ではないと悟った山形は、守備ブロックを作って対応。愛媛が主導権を握り、じっくりとボールを動かしながら相手のスキをうかがう展開となった。

 しかし、ここまでたった13失点の堅守を誇る山形の守備網が簡単に崩れることはなかった。愛媛の攻撃が少しでも時間をかければ、山形は堅いブロックを形成し、縦からも横からもゴール前にボールは入れさせない。媛が鋭い切り替えからのカウンター攻撃を繰り出しても、高い守備意識から最低限のリスク管理は怠ることなく対応され、思うように決定打を繰り出せない時間が続いた。

 後半になると、山形の攻撃に徐々にリズムが生まれたことでこう着状態もようやく解消。山形がボールを握る時間帯が増え、攻勢を強めたことは逆に愛媛にとっても山形守備網を打開するチャンスとなった。しかし、やや手薄になった山形の守備に対し、愛媛は鋭いカウン
ターから複数の決定機を演出するも、最終局面でも山形は最後のひと寄せをぬからず。「われわれの守備の強さ。最後はやられない」(木山監督)と、質の高い守備で上回った山形が我慢の展開から粘り強く戦い、最低限の勝点を持ち帰った。

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