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19/07/09[東京V 2-3 横浜FC]上回った横浜FCのプランと修正

 東京Vの試合の入り方は今季最高レベルと言ってよかった。ボールを保持して横浜FCを押し込み、奪われても高い位置で奪い返して主導権を握った。ただそれは、「東京Vはカウンターに弱い」と見た下平監督のプランどおりでもあった。守備時に前線にイバとレアンドロ・ドミンゲスが残って[4-4-2]の形になる横浜FCは、前線からのプレスは捨て、「ブロックを作って、ボールをもたせているくらいの気持ちで」(下平監督)待ち構える。東京Vは、パスは回すもののペナルティーエリア内に入ることはほとんどできなかったが、それでも30分に井上のミドルシュートで先制に成功した。

 しかし、ここから状況が一変する。東京Vのプランは前線のレアンドロにボールを入れて中央をコンビネーションでこじ開けることだったが、「ボールを握れているうちはよかったけど、守備はハマっていなかった」(佐藤優平)。横浜FCが「相手に合わせてビルドアップを修正した」(佐藤謙介)ことで、まずサイドが数的不利に陥り、ボランチも中央を空けてしまう悪循環に陥った。最後は人数がそろっていてもボールに寄せられず、前半のうちに逆転を許すと、後半開始早々に3点目を失う。後半から[4-3-3]に変更して攻勢をかけた東京Vだったが、逆にカウンターから横浜FCに与えた決定機のほうが多く、74分に1点を返すのが精一杯。「守備と攻撃のバランスがとれていない」とギャリー・ジョン・ホワイト監督は試合後、力なく語った。

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