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19/07/09[FC東京 3-1 G大阪]17→11 青赤を加速させる新ライン

修正して3発。首位・FC東京の地力を示す逆転劇

 大雨と強風に見舞われる悪条件。味スタのピッチにもところどころに水がたまり、ボールの動きが鈍くなる箇所が出てくるほど。自ずと、一つの球体めがけて両チームの選手同士が激しくデュエルを繰り返すシーンが増えていく。雨の中の激闘だった。

 先手をとったのはG大阪。5分、左サイド高い位置でボールを受けた矢島が右足でクロス。ファーサイドへのボールに対してFC東京の小川が足を滑らせ転倒すると、フリーで受けた小野瀬が冷静に左足を振り抜きゴールに決めた。実に、01年以来味スタでのFC東京戦で勝利がないG大阪。鬼門突破に向けて幸先のいい出だしとなった。

 いきなり追う展開になったFC東京は、その後も「セカンドボールを拾えず、相手2トップにDFが後ろに引っ張られ、全体が間延びしてしまった」と長谷川監督が振り返るとおり、自慢のプレスとボール奪取が空回り。しかし、すぐに森重を中心とした守備陣が試合中に修正しラインを上げた。「自分たちが前向きで球際に向かえるようになった」(髙萩)ことで、一気にリズムをつかんでいった。

 38分、左SHのナ・サンホが単独突破し中央に折り返す。ボールは三浦の足に当たり、浮いたところを永井が左足一閃。同点ゴールが決まった。さらに2分後、再びナ・サンホが左サイドからクロス。これにまた永井が反応し、キム・ヨングォンに高さで競り勝って連続ゴールを挙げた。

 雨のデュエルで優勢に回ったFC東京。ボール奪取から全体で敵陣に攻め込んでいき、60分には永井のアシストからディエゴ・オリヴェイラがゴールネットを揺らし、2試合連続で2トップが“コンビ弾”を決めた。

 畳みかけられたG大阪も途中出場の遠藤を中心にパス回しで反攻に出たが、最後まで決め手を欠いて沈黙。鬼門突破は今回も達成できず、首位を走るFC東京の力強さが際立つ結果となった。

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