日本代表・Jリーグ日本代表・Jリーグ

19/07/08[札幌 1-1 松本]開始早々の1点で生まれた激しき攻防

オープンな殴り合い。両者攻め合った末の1-1

 クラブ史上最高の4位で終えた昨季の前半戦と同勝点を得て、さらなる飛躍を目論む札幌と、J1残留に向けて着実に順位を高めたい松本。後半戦初戦は互いになんとしても勝点3を積みたい状況だった。

 なにしろ両チームともに3日の天皇杯2回戦で格下に敗れる失態を犯してしまった直後。悪い流れのまま後半戦に突入するのか、それとも上向きで波に乗るのか。それぞれ立ち位置や目標は異なるものの、この試合で結果が欲しい状況は変わらない。「選手にはチャレンジャーとして戦ってほしい」と試合前にミシャ監督は初心に立ち返る類の言葉も発していた。

 試合は早々に動いた。7分、福森が上げた左クロスをジェイが頭で合わせると、ポストに当たったこぼれに白井が詰める。札幌が先制点を奪ってみせる。

 松本としてはプランが崩れたと言える。強固な守備ブロックを組み、カウンターを武器とする札幌にスペースを与えず、自陣に引き込んだところで前田らのスピードを生かして逆にカウンターで脅かす。そうした戦略で挑んだ様子だったが、先制点を与えてしまったことで松本のほうが前に出なければいけない展開を強いられてしまったのである。結果、松本にとっては不得手とも言えるオープンな展開となって時計の針は進んでいった。

 観る者を楽しませる試合になったと思う。0-0だった前回対戦のようにクローズした展開になっていても不思議ではなかったが、早い時間に先制点が生まれたことでオープンスタンスでの殴り合いへと移行したのだ。31分に右CKの混戦から當間が決めて松本が同点とすると、その攻防はスタジアムをどんどん沸かせていった。後半以降も主に札幌が攻め立て、松本がカウンターを仕掛ける形で試合のテンションは常に高いままだったが、スコアは動かず。後半戦初戦は互いに勝点1を分け合った。

Copyright (c) Jupiter Telecommunications Co., Ltd. All Rights Reserved.