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19/06/23[AFC 広島]突破のためには得点が不可欠。稲垣の代役は吉野の起用が濃厚

 0-1で負けている状況で始まる第2戦は、得点が必要だ。ただアウェイゴールを与えると3得点が必要な状況に陥る場合も十分にあり得る。攻守におけるバランス感覚は実に難しいが、「もし2-1で勝ったとしても(アウェイゴールの差で)次に進めないルールはあるけど、まずは勝たないといけない」と城福監督はシンプルに90分間で勝つことを念頭において準備を進めている。

 第1戦で退場した稲垣が出場停止となるボランチに指揮官は吉野を指名。今季はディフェンスラインでプレーしている背番号5のポジションを一つ上げ、3バックの中央には荒木を起用する見込みだ。その狙いは「(鹿島の)2トップがカウンターの起点になるので、そこをつぶしたい」(城福監督)というもので、吉野は自分の役割をこう語る。

「ゼロに抑えながら攻撃的に出ていくために自分がボランチになると思う。(川辺)駿を攻撃に専念させて、僕がリスク管理をして相手の起点をつぶすような展開にもっていきたい」

 第1戦で失点したシーンもセカンドボールを拾った土居にスピードに乗られたことが起因だった。ディフェンスラインの前でカウンターに備える吉野のパフォーマンスはこの試合の勝負を大きく左右するポイントになるだろう。

 攻撃面においては、試合序盤から大胆に仕掛けることはない。ドウグラス・ヴィエイラとパトリックの2トップにしてパワープレーに出る形も練習で確認しているが、これはあくまでもスクランブルの状況になったときの備え。第1戦を終えたあとに指揮官は「地上戦でもっとアタッキングサードを崩したかった」と話しており、ファーストアタックは地上戦で鹿島の守備を攻略していくこと。

 ピッチの横幅を広く使いながら我慢強くボールを動かし、今季にチームとして積み上げてきた攻撃面の成果を発揮してベスト8進出の扉をこじ開けたい。

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