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19/06/19[AFC 浦和]オズ体制でつかんだ16強。“魂の団結”をつなげ

 魂の団結があったからこそ、このラウンド16まで進出できた。シュート1本に抑えられながらも耐え抜いたアウェイでの北京国安戦(0△0)。あとがなくなったグループステージラスト2からの2連勝は、最大のハイライトだった。30°C超えのタイでブリーラムに競り勝ち(2○1)、GS突破をかけた北京国安との直接対決ではサポーターの熱気も後押しとなり気持ちで上回って3-0。大一番に強いオズワルド・オリヴェイラ監督の下、浦和はここまで勝ち上がってきた。

 リーグ戦での不振などを受け、3週間前から大槻体制になった。大槻監督は「走らないと始まらない」と話すが、どの局面で戦うかが明確になりつつある。

 慣れた[3-4-2-1]で、選手の特徴を最大限に生かす。以前までの浦和は「いい試合を続けられない」(宇賀神)という悩みがあった。ハイテンションで臨んだ次の試合で、すっと負けてしまったことは一度や二度でない。その点、大槻監督は最低限やらなければならないことを設定しつつ、「積み上げ」を重視している。前回の反省を生かして次で改善するサイクルを作るため、明確な意図をもった練習などで方向性を定める。劣勢だったJ1第14節・川崎F戦(1△1)、J1第15節・鳥栖戦(2○1)と続けて終了間際の劇的ゴールで勝点を重ねたのは偶然ではないだろう。先制されると途端に攻め手がなくなる姿はもう見られない。もち直す強さが生まれ始めている。

 前節ケガから復帰したアンドリュー・ナバウト、長澤をはじめ、ここから橋岡、ファブリシオらも帰ってくる。

 駒が多くなることで、起用に幅も出る。

 強力な蔚山現代は、堅守とタレントのそろう前線が武器。確かな戦略をもって戦い、相手の出方を見つつ機敏に戦い方を調整しつつ、勝機をうかがっていきたい。無論、アウェイゴールを与えることは禁物だ。いま再び浦和の魂を団結させて、赤く染まる埼玉スタジアムで勝利を手にする。

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