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19/05/24[ACL シドニー 0-4 川崎]大勝で示した意地 。しかし“吉報”は届かず

脇坂の活躍で勝利も...川崎F、無念のGS敗退

 不利な日程で戦わざるを得なかったシドニーFCには申し訳ないが、あのメンバーであればもっと点をとれていて不思議ではなかった。シドニーFC関係者によると、リーグ首位の結果よりもその後のグランドファイナルの勝者のほうに価値があるというAリーグにおいて、最高の結果を残した直後の日程は不運だが、祝賀パーティーを行ったシドニーFCはパース・グローリーとの決戦に先発した全選手をベンチ外で休ませた一方、経験の浅い若手選手を含むフレッシュな陣容でこの試合に臨んでいた。

 直近3シーズンのJリーグMVP選手が、それぞれの理由で欠場した川崎Fに一抹の不安はあったが、9分に脇坂の先制点でこれを払しょく。20分にも脇坂が追加点を決めてリードを広げた。「立ち上がりのところで、絶対に得点が必要だと思っていたので、チャンスがあれば打ちたいと思っていた。それが1点目につながった。2点目はペナルティーエリアの中に入っていけばチャンスになると思っていて、入ったら(田中)碧がいいスルーをしてくれた。あとは流し込むだけだった」。自らの2ゴールをそう振り返る脇坂は、後半にもCKを山村の頭に合わせてチャンスメーク。その実力を示した。

 試合は28分に田中が決定的な3点目を奪い、川崎Fが3-0で前半を折り返し。シドニーFCは後半開始早々の48分にレザ・グーチャンネジャードが川崎Fの最終ラインを破りGKと1対1に。前に出てきたGKチョン・ソンリョンに対しループシュートを放つが、これはクロスバーを直撃。はね返りを詰めたルーク・イバノビッチが至近距離からのシュートを外して反撃とはならなかった。あとは上海からの吉報を待つのみの川崎Fは60分にレアンドロ・ダミアンの公式戦4試合連続得点が決まり、大勢は決した。

 試合終了後、上海上港の結果を聞いた選手たちに笑顔はなかった。この最終節をもって川崎FのACL敗退が決まった。

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