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19/05/24[ACL 浦和 3-0 北京国安]浦和16強。長澤和輝、埼スタに舞う

完勝劇。柏木のバトンを受けた長澤が大仕事

 グループステージ突破に向けた、同勝点の相手との一騎打ち。上がるか落ちるかの瀬戸際で、浦和はアウェイの地でスコアレスドローながら圧倒された強大な北京国安に対し勇ましく立ち向かった。

 リーグ前節・湘南戦でターンオーバーを敷いていたホームチームはフレッシュな状態。その中でも西川、鈴木とともに連戦だった柏木にアクシデントが襲ったのは、開始わずか1分のことだった。「『今日はやるぞ』という、戦う姿勢を見せたかった」主将が球際で相手と交錯し、右膝を打撲して長澤と交代する。2分にあった森脇の決定機など、勢いをもって試合に入ることができていただけに、イヤな雰囲気も漂った。なお、柏木と交錯した相手も18分に交代を余儀なくされた。

 しかし、そうして投入された長澤が、大仕事をやってのける。34分、中央を前進した武藤からパスを受けると柔らかいボールタッチで相手のチェックを外してゴールへねじ込む。さらに41分、カウンターで力強く持ち上がり、3人を引きつけて武藤のゴールをアシスト。0-0以外の引き分けとなれば敗退が決まるだけに、この2点目が大きかった。

 ドイツの知将ロジャー・シュミットに率いられた北京国安は、ロシアW杯のブラジル代表、レナト・アウグストと元スペイン代表のジョナタン・ビエラが絡む攻撃が主。浦和も彼らを徹底ケアした。「その二人のパス交換を中央でやっていたから守りやすかった。SBを使ってスライドさせられることが少なかった」(興梠)。

 シュミット監督が中盤の形を変えても状況は大きく変わらない。浦和が厳しく中盤の二人をけん制し、また前線のセドリック・バカンブも封じると、北京国安はバラバラになった。

 最後に興梠がダメ押しのゴールを81分に決めた浦和が、グループ2位となってラウンド16にコマを進めた。次の舞台で待っているのは蔚山現代。韓国の雄との決戦は6月中旬からだ。

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