日本代表・Jリーグ日本代表・Jリーグ

19/05/15[栃木 1-0 甲府]歓喜のグリスタ。栃木、8戦ぶり白星

 栃木が3バックを敷いたことでピッチ上は[3-4-2-1]同士のマッチアップに。序盤から甲府のピーター・ウタカやドゥドゥを自由にさせまいと森下や藤原がタイトにアタックするも、甲府がそれを上回る攻撃のクオリティーで決定機にありつく。17分にはゴール中央でラストパスを受けた曽根田が決定機を迎えたが、GKユ・ヒョンが右足一本ではじき出して難を逃れた。劣勢だった栃木の攻撃の狙いは「攻勢に出てくる相手WBの背後」(田坂監督)。43分、このスペースを狙った攻撃から浜下がドリブルで仕掛けるとペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これを大黒が冷静に決めて先制に成功した。

 大黒は4試合連続ゴールとなった。

 後半はリードした栃木が割り切って守備比重を高めると甲府の攻勢がより顕著に。だが、ここからは前節の敗戦で最下位に転落した栃木の意地が見える展開でもあった。今週のトレーニングでは原点に立ち返り守備の基本コンセプトを再確認したことも奏功。甲府のクロスに対する中の枚数やポジションどりが的確で、何より体を投げ出して防ごうとする執念が色濃く出た。後半アディショナルタイムには宮崎に決定機を許すもこれも平岡が体を投げ出してしのぎ切り、タイムアップ。栃木が苦しみながら8試合ぶりの勝利を飾った瞬間、グリスタ中に歓喜の声がこだまし、中には涙する者もいた。一方の甲府は前節同様に再三決定機を作るもゴールだけが足りず今季初の連敗となった。

Copyright (c) Jupiter Telecommunications Co., Ltd. All Rights Reserved.