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19/05/15[横浜FC 1-1 町田]勝者なき試合を生んだ両守護神

 昨季は横浜FCが3位、町田が4位。ともにJ1参入プレーオフ圏に入ったチーム同士の対戦は互いに2点目を奪えず“、痛み分け”に終わった。しかし、それだけきっ抗したゲーム展開になったのも、両守護神の奮闘なくしては語れない。

 序盤の6分、古巣戦となったジョン・チュングンがゴール前にクロスを上げると、「思い切り振り抜く決断ができた」森村が左足を一閃。自身のJ2通算300試合出場を飾る“メモリアルゴール”で町田が先制した。

「序盤の1失点が悔やまれる」と振り返った横浜FCのGK竹重はこれ以上の失点は許すまいと、38分と43分の決定機を阻み、勝利の可能性を後半につないだ。

 0-1で後半を迎えた横浜FCは、システムを[3-4-2-1]から[4-2-3-1]に変更して反撃に出る。守護神の好守を無駄にできない横浜FCは52分に中里のクロスが藤井のオウンゴールを誘発。フィールドプレーヤーが守護神の奮闘に報いる形でタイスコアに戻した。

 試合は1-1のまま推移し、88分の岡田による決定機には竹重が立ちはだかり、逆に横浜FCが90+5分に迎えた絶好機では瀬沼のフィニッシュをGK増田がはじき出した。ともにゴールに肉薄する場面を作り出しても、そこに立ちはだかった両守護神。竹重は「ゼロで抑えたかった」と話し、増田は「踏ん張れるチームが少しでも上の順位にいける」と語った。最後の砦としての仕事を果たした両守護神の存在が勝者なき試合を生んだ。

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