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19/05/15[京都 2-1 岡山]中田改革が進む京都。台風の目の予感

 開始4分、あっさりと京都が先制する。左寄り、やや距離のある位置で得たFK。石櫃のキックは壁に当たるが、そのはね返りを再び石櫃が狙うと、相手に当たって軌道が2度変わりゴールへと吸い込まれる。

 スコアが動いたあとも、「アンカーの庄司選手を消す」(有馬監督)ことをもくろんだ岡山の京都対策がハマらず、ホームチームがペースを握り続ける。15分過ぎから2トップがCBへのプレスに専念し出したことで岡山もやや盛り返すが、左右の揺さぶりを交えながらボールを支配する京都にもし追加点が生まれれば、一方的なゲームになりかねない展開が続く。

 ところが後半に入ると、勝負の行方が一気に分からなくなる。53分、岡山の仲間が高い位置でボールを奪取すると逆サイドへ展開。椋原がアーリークロスを上げると、それまで古巣の京都に持ち味を消されていたイ・ヨンジェが見事なヘディングで叩き込んだ。

 ここから両指揮官が勝負札を出し合う。66分に岡山・有馬監督が磐田からの期限付き移籍で4日前に合流したばかりの中野をピッチに送ると、京都・中田監督は67分に闘莉王を投入し[3 、 -5-2]に布陣を変更。京都はさらに2枚の攻撃のカードを切り、2トップの組み合わせを次々に変えていく。双方が追加点を求めてオープンな展開となる中、勝利への執念を結果につなげたのは、より大胆な策を見せた京都だった。

 84分、京都がボールをつなぎ続けた流れの中、抜群のキープ力を見せていた小屋松がボックス内でボールを受ける。そこに飛び込んだ仙頭が相手DFの股を抜く技ありゴールでネットを揺らした。これが決勝点。後半に岡山の反撃を受けながら競り勝った京都が、ホームで2連勝を飾る結果となった。

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