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19/05/15[柏 1-0 徳島]6試合ぶり白星の太陽王。踏みとどまった上位戦線

苦しみながらも勝ったことがすべて。さあ水戸、大宮との上位対決へ

 ヨルディ・バイスのシュートがクロスバーをかすめ外れると、GK中村が拳を握りしめる。タイムアップの笛が鳴ると、加入後初めて主将を務めた染谷が両膝をピッチに着き、両手を突き上げ勝利をかみ締める。そのほかの選手たちもハイタッチや抱擁を交わし、笑顔を浮かべる。苦しみながらも柏がリーグ戦6試合ぶりの勝利を挙げた。

 ここまで全試合に先発してきた大谷と小池が欠場した影響を感じさせない立ち上がりを見せる。「前半に関しては非常に攻撃的に終始いいテンポでゲームを運べた」(ネルシーニョ監督)。江坂がスペースでボールを引き出し、クリスティアーノとオルンガが相手最終ラインの背後に飛び出し押し込んでいく。そこにヒシャルジソンのドリブルも加わり、厚みのある攻撃を展開していった。そして45分、左サイドをえぐったクリスティアーノのクロスにオルンガがヘッド。1度はGK梶川に止められるが、こぼれ球を押し込む。柏がリードを奪って前半を折り返した。後半は「いくつかの立ち位置を修正して」(リカルド・ロドリゲス監督)攻撃時と守備時でポジションを変化させながら徹底的にボールを動かしてくる徳島に支配される時間が増え、ダブルボランチの脇や裏を多く使われた。しかし、「監督から自分と(小林)祐介にはスペースを消すことを求められて、確かに回される展開になったかもしれないけど、決定的な場面はそれほどなかった」とヒシャルジソン。58分のピンチをGK中村のビッグセーブで助けられた以外は崩されることもなく、1-0で逃げ切った。

「勝利したこの事実が、選手たちが安心してプレーできることにつながっていく」と指揮官。次節から続く水戸、大宮との上位対決に向けて最低限の結果は手にした。

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