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19/05/15[湘南 0-1 大分]効いた後半の修正。大分が示した地力

エース・藤本が決勝点。湘南の反撃をかわして、大分が熱戦を制す

 古巣戦となる選手が多いことでも注目を集めたこの試合。最初にペースを握ったのは湘南だった。ほぼマンマークに近いような前線からのプレスをかけて、大分のビルドアップを阻害。大分が下がってボールの出口を作ろうとしても、時にはボランチやCBが相手のディフェンスライン近くまで食いつくようなアグレッシブな守備で、徹底的に大分のショートパスを封じた。一方の大分も、奪われたあとの守備で集中を切らさず、狭いエリアに湘南を追い込み、ゴール前を固めて決定的なシーンを許さない。局所で見ごたえのあるバトルが展開され、ハイレベルなこう着状態のまま前半を折り返した。

 後半、戦い方を変えてきたのは大分だ。一番近い選手ではなく、湘南の選手がプレスに飛び出してきたことでできたスペースにオナイウや小塚がポジションをとり、ディフェンスラインから一つ飛び越えてボールを配球。そこからさらに湘南DFの裏へシンプルに落とす形を増やした。すると52分にスコアが動く。右サイドで丁寧につなぎ、松本が中央の島川へ預けると、島川がノールックのダイレクトでスルーパス。これに反応した藤本が坂との競り合いを制し、追いすがってきた山根もかわして左足を振り抜く。見事な反応と個人技で大分に先制点をもたらした。

 追いつきたい湘南も、指宿、中川、古林を次々と投入し、山﨑をシャドーへ下げてボールの収まりどころを増やす。終盤には坂も前線に上げてパワープレーで同点ゴールを狙った。だが大分も選手間を詰めた守備で進入を許さず、GK高木の安定したセーブもあり、ゴールを許さない。

 結局このままスコアが動くことなく、1-0で大分が勝利。順位に変動はなかったが、勝点を23に伸ばした。

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