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19/05/10[川崎F 2-2 上海上港]遠のく突破。個の力に屈し痛恨ドロー

一時逆転もリードを保てず。可能性は残るも、GS突破は厳しい状況に

 試合の構図はゲーム直後から明らかだった。ボールを保持しながら攻める川崎Fと、奪ってから素早い攻撃を繰り出す上海上港。どちらの狙いもピッチ上にハッキリと表れていた。

 その中で先に得点を生み出したのは上海上港。7分、セットプレーの流れから自陣で相手のボールをカットすると、オスカルのパスを受けたフッキがスイッチオン。対応にきた登里をスピードでぶっちぎると、最後はGKチョン・ソンリョンをかわしてゴールに流し込み、先制点を手にした。

 ただ、川崎Fは決して失点に動揺しなかった。「攻めのイメージというか、点がとれそうな感じはあった」と小林が言えば、「前の3人のプレッシャーは多少迫力があったけど、それを越えてしまえば崩せる感覚はあった」と谷口も振り返る。その言葉どおり、13分には中央でのコンビネーションからレアンドロ・ダミアンが同点ゴールを奪取。これで試合は徐々に川崎Fペースとなっていく。

 勝ち越し点を奪うために攻勢をかけ続ける川崎Fは、後半もサイドを中心とした攻撃を展開。そして66分、齋藤の粘りから守田が右サイドからピンポイントクロスを上げると、これを谷口がヘディングで押し込み、ついに逆転に成功した。

 これで一気に川崎Fが押し切るかと思われた。しかし、その思惑は再びフッキに断ち切られる。71分、上海上港は自陣でパスカットすると、左で起点を作り、オスカルがクロス。これをファーサイドでフッキが押し込み、再び試合を振り出しに戻した。

 その後、川崎Fは3点目を奪いに前に出たが、最後までゴールをこじ開けることはできず。勝利が欲しかった一戦で痛恨のドロー決着となった。

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