メキシコ・その他

19/05/10[広島 1-0 広州恒大]たくましき広島、一番乗りで次のステージへ

広州恒大をシャットアウト。首位通過が確定

 二度アジア王者になった実績を誇る広州恒大の前にも、紫の壁は悠然と立ちはだかった。

 アンデルソン・タリスカが負傷欠場してパウリーニョを3トップの一角に配置してスタートした広州恒大に対し、前半の広島はボールを保持することで広州恒大の圧力を回避した。テンポよくボールを動かして前半だけで6本のCKを獲得しており、その一つを15分に仕留めて得意の先行逃げ切りの試合展開に持ち込むと、広州恒大にまったくつけ入るスキを与えなかった。

 パトリックが精彩を欠いて追加点を奪えなかったことは痛かったが、それでもチーム全体の集中力は乱れない。ガオ・リンに深い位置まで進入を許した42分にはチャン・シュウェイにゴールを強襲されたが、カバーに入った野上がゴール寸前ではじき返す。守備陣が体を張ってピンチを防いで前半を折り返すと、後半は広州恒大が2選手を代えて[3-4-2-1]に布陣を変更。ACL初戦で広島の守備網を切り裂いたリー・シュエポンがより高い位置をとり、チャン・リンペンが右サイドに張り出してきた中で、広島はなかなか自陣から出られなくなったが、61分に東に代えて柏を投入してサイドのイニシアチブは握らせない。「ガオ・リンやパウリーニョを含めたキープ力から(周りの選手が)沸き上がってくる。そういうところに対してどういうふうにフタをしていくかというところはある程度準備ができていた(城福監督) 」 広島守備陣は、後半も落ち着いた対応を見せて広州恒大の攻撃をシャットアウト。最警戒プレーヤーのパウリーニョに1本もシュートを打たせず守り切った。

 3試合連続で無失点に抑えて4連勝を収めた広島は、グループFの首位通過が決定。大胆に選手を入れ替えて戦ってきた中で若い選手はたくましさを増し、チームのベースにある堅守には確信を抱き、広島は次のステージへ向かっていく。

Copyright (c) Jupiter Telecommunications Co., Ltd. All Rights Reserved.