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19/04/22[浦和 1-0 神戸]無骨なオリヴェイラレッズ、貫徹した流儀

再起を図る神戸を退け、浦和が今季ホーム初勝利

 浦和は前節・G大阪戦と同じ形で試合に入った。明確に守備のスタートポジションを[5-4-1]として、一度セットしてからプレッシャーをかけにいく。ハメ込んだ守備ができなければ、すぐに立ち位置に戻って神戸の攻撃を迎え撃った。

 8分、三原からのパスを受けようとした大﨑がスリップ。奪った興梠がエリア内まで進入して切り返すと、ダンクレーの足が興梠にかかった。PK。10分、浦和のエースが冷静に流し込み、今季リーグ戦初めての前半でのゴールをマークした。

 ウェリントンのヘディングの強さを生かすボールや、動き出しやセカンドボールへの反応が鋭い小川と古橋に何度かチャンスを与えそうになるも、浦和守備陣はなんとか対応した。「最終的にはそこ(ウェリントン)。それにセカンドボールへの対応は集中していた」と青木。特にセルジ・サンペールから守備選手の間を通す縦パスを警戒し、浦和は前からの守備ができなくなったが、森脇や槙野からの声もあってアラートさを絶やさず、ゴールにカギをかけた。試合終了の笛が鳴ると、浦和守備陣は「よし!」とガッツポーズ。無失点で終えたGK西川や槙野はサポーターに向けて叫んだ。一方で、ストレスを溜めながらも「サポーターのみなさんのために、みんな走れた」という前線の興梠や武藤は膝をつく。「何より必要」と戦前から指揮官が強調する勝利のために戦った選手たちを、オズワルド・オリヴェイラ監督は称えた。

 一方、新体制の神戸は「勝点を拾えた試合」(大﨑)の内容も、敗れて3連敗となった。チケット完売の注目マッチ。アンドレス・イニエスタやダビド・ビジャはおらず、甘美なパスワークや攻撃的な戦いでもなかった。ただただ、浦和がいまの戦い方を完遂し、そしてともに戦うサポーターたちと称え合う。待ちに待ったリーグ戦ホーム初勝利を手にしている。

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