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19/04/22[札幌 3-0 横浜FM]29分で3発。横浜FMの心を折った一気呵成のゴールショー

 攻撃的なスタイルを売りにするチーム同士の対戦とあって、強烈な殴り合いになることも想定された。しかし、終わってみれば3-0で札幌が完勝。内容的にも横浜FMをほぼ寄せつけなかった。

 4分、キープ力を生かして横浜FM守備陣を引きつけたアンデルソン・ロペスがチャナティップにスルーパスを通して先制点を奪うと、9分にはリーグ屈指のキッカー福森が見事な直接FKを叩き込んで加点。29分にはルーカス・フェルナンデスのクロスにロペスが頭で合わせ、前半でほぼ試合を決めてしまった。

 札幌の策が見事にハマった。昨季同様、横浜FM相手には守備時に菅-福森-キム・ミンテ-進藤で構成する4バックに変更。[4-4-2]の布陣にして中盤をコンパクトに保ち、相手の流動的な攻撃を封じてみせた。強度の高いフィジカルコンタクトも横浜FMの出足を弱め、「選手は高いモチベーションで戦ってくれた」とミシャは自軍を強く称えている。

 札幌ドームの劣悪な芝も横浜FMを苦しめた。身上であるパスワークなどがデコボコのピッチに封じられてしまい、悪くなったリズムを整えようとした際にはさらにリズムを崩す時間帯もあった。対して札幌はシンプルに相手の背後を突き、前線の選手の馬力を生かす攻めを徹底。この日の札幌は選手たちのモチベーションの高さもさることながら、システムも含めたチームとしての戦略面が非常に的確だった。

 この勝利で札幌は2連勝。3連敗後の2連勝で勢いを取り戻した感もあるが、「序盤も2連勝のあとに3連敗を喫した。われわれが過去から学べているのか、次の試合で問われる」とミシャは次節のアウェイ磐田戦を見据え、手綱を引き締めた。

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