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19/03/29[仙台]失点過多解消へ提示された“強度”と“速度”

 この中断期間で、仙台のシステムが大きく変わったり、斬新な戦術が導入されたりすることはなかった。“復習”と言える内容の戦術練習が、リーグ戦未勝利からの巻き返しのため行われている。

 ただし、これまでよりも強度を高めて。

 渡邉監督は20日に練習を再開させるにあたり、「守備にパワーやスピードをもつこと」というテーマをチームに提示した。ここまでのリーグ戦では守備重視のゲームプランで入ることが多かったが、攻守両面で迫力を欠いて主導権を握れない場面が多かった。その結果、ここまでの3敗はすべて複数失点。受け身になったまま押し切られることは、ボールを保持できていないことよりも大きな問題だ。たとえ押される展開になっても、そして高い位置でも引いた位置でも、前向きで強度を増したプレッシャーでチームの組織を機能させることが、反転攻勢のカギだ。

 チーム戦術の大枠は変わらず進められている一方、それを実践する選手の組み合わせは変わる可能性が高い。この2週間は毎日編成を変えた紅白戦が行われ、チーム内競争があおられている。「ハードなトレーニングを積んでくることができたし、それは必ず試合で結果を出すことに結びつくはず」とハモン・ロペス。競争の熱量も、守備の強度に転化させたい。

(板垣 晴朗)

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