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19/03/29[磐田]課題は崩しの過程。縦パスなど、意識に変化

 勝利には得点が必要だ。J1開幕から4試合未勝利の磐田が直面している課題は、まさにその得点を奪う作業の過程だ。

 この中断期間は、前節・鳥栖戦(0●1)敗戦後に指揮官が「ラストの仕事で精度が格段と落ちてしまう」と指摘していたアタッキングサードでの局面打開における連係向上に多くの時間を割いてきた。シュート練習によるフィニッシュ精度の向上だけでなく、5対5やゲーム形式などを中心に組織としての崩しの精度の向上にも取り組んできた。

 もちろんそう簡単に成果が表れるものではないが、その中で意識の変化はうかがえた。特に組織で崩すために重要なポイントでもある縦パスは、出し手だけでなく、受け手にも「もっと明確にボールを呼び込めれば次のイメージも描けるし、攻撃のスピードも上がる。次の展開も生まれやすい」(名波監督)と意識の改善を促してきた。

 あとは、やってきたことを試合でどう表現するか。「縦パスを中央に入れれば何かが起こる。だからこそミスを恐れず、積極的にやることが大事」とその重要性を説く大久保。未勝利が続く現状に臆することなく、積極的にトライしたい。この中断期間で取り組んできたことを発揮できるかどうかは今季初勝利に向けた大きなポイントになる。

(森 亮太)

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