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19/02/05[横浜FC]宮崎の地で進める“相互理解”

黒星スタートも、いまはまだ“見極め”の段階。2本目には4バックにもトライ

 横浜FCは3日、キャンプ地の日南市総合運動公園陸上競技場でテゲバジャーロ宮崎と練習試合を行った。今季初の対外試合だったが、地元の声援を受けたJFLチームに苦杯をなめる結果となった。試合形式は45分×2本。いずれも昨季の主力に今季の新戦力をシャッフルして起用した。開始から勢いよく前線からプレスをかけてきたT宮崎に対し、横浜FCは簡単にロングボールで回避せずしっかりつないでビルドアップすることを選択したが、ボールをスムーズに前に運べず、ミスからカウンターを浴びる展開が続く。27分にはGKに戻したバックパスをさらわれて失点。その後は横浜FCがボールを握り、左の袴田裕太郎、右の中山克広の両ウイングバックが推進力を見せて反撃するも得点を奪えず、終了間際にT宮崎のFKから追加点を奪われた。後半の横浜FCは「紅白戦で少しやった」(瀬沼優司)という4バックでスタート。前半ほどはT宮崎のプレスにハマることなくボールを動かせたが、「ファイナルゾーンまでいけなくて、やり直そうと戻したところでミスから奪われて」(中里崇宏)、スピードのある2トップでシンプルに裏を突くT宮崎の攻撃に幾度も決定機を作られた。GK竹重安希彦の好セーブもあり後半はゼロに抑えたが、決定機は斉藤光毅の突破が呼び込んだ松浦拓弥の1本にとどまった。総じてT宮崎の狙いがハマり、スコアにもそれが表れた試合だった。ただ、タヴァレス監督にとってこの時期はまだ選手の特性を見極める段階に過ぎない。苦戦した要因のミスのほとんどは「お互いのプレーがまず合っていなかった」(瀬沼)ことに由来し、その相互理解を進めていくためのキャンプでもある。昨季もそうだったが、「開幕がピークではないし、自分たちで考えながら積み上げていくのが監督のサッカー」(佐藤謙介)。主力の大半が残り、首位と僅差の3位だった昨季のベースはすでにある。そこに何を加えていくか、タヴァレス流のゆったりとしたチーム作りはまだ始まったばかりだ

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