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19/02/05[神戸]未完のリージョ・スタイル

トライ&エラー。[3-4-3]を試すも1-4の完敗

 USAツアー中の神戸が1日、ロサンゼルスFCとのプレシーズンマッチに臨んだ。この日は第1戦目(vsコロンバス・クルー/0△0)の途中から試していた[3-4-3]の布陣をスタートから採用。山口蛍をアンカー、アンドレス・イニエスタをトップ下に配したダイヤモンド型で中盤を組み、3トップにはダビド・ビジャ、ルーカス・ポドルスキ、田中順也が並んだ。しかしペースを握ったのは、ロサンゼルスFC。4分、中央を崩されるとアダマ・ディオマンデに決定的なシュートを許してしまう。これはGK前川黛也の好守でしのいだものの、神戸はその後もリズムを作ることができない。相手の素早いプレスを前に敵陣へとボールを運べず、逆にカウンターからピンチを招く場面が続く。28分にはイニエスタから裏に抜けたビジャへ“キラーパス”が通るが、ビジャがトラップし切れずチャンスを生かせなかった。すると33分、ロサンゼルスFCが先手をとる。スコアラーは、ロシアW杯でも活躍したメキシコ代表のカルロス・ベラ。右サイドの仕掛けから左足を振り抜き、鮮やかなコントロールシュートを突き刺す。さらに44分にもベラ。右サイドをドリブルで切り裂くと、そのまま切り込んで追加点を流し込む。

 2点を追う後半、神戸は6人を入れ替え。55分には右サイドのクロスからビジャが決定機を迎えるが、ヘディングシュートは枠を捉えられない。60分にはさらに5人を投入。67分にはウエスクレイのスルーパスに抜け出した小川慶治朗がゴールネットを揺らすが、これはオフサイド判定となった。

 再びスコアが動いたのは72分。神戸は西大伍のファウルでFKを与えると、これをデヤン・ヤコビッチにバックヘッドで合わされて3点のビハインドに変わってしまう。81分には小川が得たFKを初瀬亮が直接決めて一矢報いたものの、86分には自陣でのパスミスから速攻を許して4失点目。USAツアー2試合目は1-4の完敗となった。  ただ、シーズンは始まったばかり。神戸の19年初ゴールでもある移籍後初ゴールを決めた新加入の初瀬は「まだまだ課題はあるけど、個人的には結果でのアピールが大事な時期なので続けていきたい」と次戦への意欲を示す。6日にオレンジカウンティとプレシーズンマッチを行い、その後は沖縄キャンプに入る神戸。徐々に成熟を図っていくことになる。

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