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19/02/05ロティーナ・セレッソの所信表明

タイキャンプ総決算の“初陣”。新生・C大阪、新戦術を貫いての3ゴール

 23日から30日まで行われたC大阪のタイキャンプには、昨季終盤に負ったかかと痛が完治していない高木俊幸、20日の練習中にふくらはぎに違和感を覚えた清武弘嗣、韓国代表としてアジアカップ参戦中のキム・ジンヒョンが帯同せず、U-23から茂木秀が参加。計25名で臨んだ。

 一次キャンプと言えば、例年、体力強化に重きが置かれることも多い中、今季は戦術の落とし込みがメイン。始動以降、舞洲でトレーニングしてきた内容をさらに突き詰め、イバンコーチがビルドアップを指揮し、ロティーナ監督が守備時の約束事の共有を図った。

 最終日には、“ロティーナ・セレッソ”にとっての初陣、BGパトゥンユナイテッドとの『Singha Umay+CUP 2019』が行われた。今季のスタイルとして、ディフェンスラインからつなぐこと、ポジションの優位性で相手を上回ること。この2点が特長として挙げられるが、この試合では、そのコンセプトを発揮する時間帯も多かった。

 前半、ボール支配率を高めたC大阪は、攻撃時には左SBの舩木翔が高い位置をとって左サイドハーフの福満隆貴が中へ絞り、逆サイドのFW柿谷曜一朗がシャドーに下りる[3-2-5]に形を変えると、左CBの木本恭生が持ち出して舩木につけ、そこから展開する形や、中央をパスワークで崩す形などで相手の守備を揺さぶる。28分、ソウザのドリブル突破から得たPKを柿谷が決めて先制すると、44分にもマテイ・ヨニッチの縦パスを起点に中央を崩し、最後は柿谷のパスから福満に決定機が訪れた。

 後半はポゼッションこそ相手に譲るも、したたかに試合を運ぶと、57分、水沼宏太のフィードに抜け出したブルーノ・メンデスが決めて追加点。その後、CKから1点を返されるものの、都倉賢が敵陣で奪ったボールを自ら持ち込んで豪快なシュートを叩き込み勝負あり。始動から約2週間、新たな戦術が少しずつ浸透していることがうかがえるタイキャンプの締めくくりとなった。

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