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19/02/05[水戸]できつつある“土台”、示されなかった“武器”

 長谷部茂利監督2年目となる水戸。伊藤涼太郎(大分)、ジェフェルソン・バイアーノ(山形)、小島幹敏(大宮)といった昨季の主力の半数がチームを去り、また新たな軸を探すために、メンバーを固定することなく、さまざまな組み合わせを試しながらチーム作りが行われている。1日に行われた琉球との練習試合でも今までとは異なるメンバーで臨んだ。

 ただ、どの組み合わせでも組織として機能していたことはこの試合の収穫として挙げられる。中盤でテンポよくボールを動かす攻撃とサイドチェンジなど大きな展開を加えた攻撃で何度も決定機を作り出し、そして守備ではハイプレスとリトリートを使い分けてゴール前への進入を防いだ。3本目の終了間際の失点で1-2の敗戦を喫したものの、「何度もいい形でボールを奪えたし、チャンスも作れた。内容に関しては悲観していない」と長谷部監督が振り返ったように、手ごたえを感じさせる内容を見せることができた。

 ただ、今季の水戸の“武器”が何かを示すことはできなかった。前述のとおり、コンセプトを打ち出すことができているものの、そこから相手に脅威を与えるまでには至っていない。

 土台はできつつある。だからこそ、いかに“色”を加えることができるか。そして、何を“徹底”していくのか。それが開幕までの大きなテーマとなりそうだ。

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