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19/02/05鹿島は新たなるサイクルへ

再構築してきた守備。キャンプ最後の実戦で表れた大きな成果

 鹿島の毎年恒例の宮崎キャンプが11日間の日程を終了した。今季は小笠原満男が引退し新たなスタートを切る大事な1年目。特に中堅以下の若手選手の目の色が違い、意欲的な姿勢を随所に感じられるキャンプとなった。

 キャンプの中ではフィジカルコンディションに強い負荷をかけつつ、中ごろから守備の再構築にとりかかった。伊藤翔や白崎凌兵など新たに加わった戦力もおり、彼らの戦術理解度を深めつつ、昨季終盤でぼやけてしまった守備のやり方を再徹底。練習時間以外でもミーティングを重ね、狙いどころや動き方を共有した。

 その取り組みが最終日の大宮とのトレーニングマッチに表れた。中盤で複数の選手で相手を囲み敵陣に近い位置でボール奪って攻撃に移る。1点目、2点目、4点目はいずれもそうした形から生まれた。大宮がシステムの構築段階だったとはいえ、ボールのとりどころが定まらなかった昨季との違いを見てとれたことは、新シーズンを迎えるに当たって自信となる。大岩剛監督も「チームとしてやるべきことをみんながしっかり取り組んでくれたゲームだった」と有意義に終えられたことを評価した。

 とはいえ、昨季に年間60試合を戦った爪痕は深く、昨季終盤にケガを負った鈴木優磨、三竿健斗、クォン・スンテらの主力は別メニューでの調整が続く。新主将の内田篤人もいきなり別メニューからのスタートとなってしまった。

 19日にはACLプレーオフが控えており、そこまでに復帰できるかは微妙なところ。戦力的には痛いが「長いシーズンを考えたらシーズンをとおして戦うほうが大事」と三竿。無理に復帰を早めるよりも、一番避けなければいけないのは再離脱だ。

 そして、彼らの不在を感じさせないほどの内容を見せられたが、キャンプ終盤に体調不良を訴える選手が続出。大岩監督は「まずは風邪を引かないこと」と苦笑いしたが、あながち冗談でもないだろう。

 

 

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