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19/01/09[東京V]北朝鮮代表、これからアジアカップ初戦。東京Vの北朝鮮代表DFリ・ヨンジ「サウジ戦がカギになる」

 1月5日に開幕したアジアカップ。本日25:00(日本時間)からグループEの北朝鮮がサウジアラビアと、9日20:00からはいよいよグループFの日本がトルクメニスタンとの初戦を迎える。北朝鮮代表には東京VのMFリ・ヨンジが名を連ねているが、彼は昨年、代表合流直前に大会の展望を語っていた。

 まず、優勝国については「妥当なところで言えば日本か韓国、どちらかですね」と予想。出場国の選手から見ても、日本と韓国の力は一つ抜けているようで、日本に関しては「気持ちよくサッカーしていると思う。前に勢いがある。いまはアジアだと怖いもんなしじゃないですか」と評価。「(対戦国には)たまに隠れていい選手がいるので、そこに止められたときにどういうメンタルになるか」と心配点を挙げつつも、「でも、経験(値)は明らかに違うから大丈夫だと思う」と太鼓判を押した。

 一方、自身の北朝鮮はグループEでサウジアラビア、カタール、レバノンと同組。「全チーム、ウチよりも強い」。現実的には2位狙いになりそうだが、「中東のチームは波が激しいから、チャンスはあると思う。初戦のサウジ戦がカギになる。W杯にも出ていたサウジが一番強いけど、初戦に勝てば勢いに乗って1位通過もあるし、負ければそのまま(最下位)の可能性もある」と言葉に緊張感を漂わせていた。

 北朝鮮が勝ち進んだ場合、ノックアウトステージ1回戦では日本のグループと対戦することになる。つまり、日本が1位、北朝鮮が2位の場合であれば、日本と北朝鮮の顔合わせが実現する。「そこはやってみたいですね」と目を輝かせていた。

 ちなみに、リ・ヨンジは今大会の台風の目にウズベキスタンを挙げていた。「ヨーロッパ人体型だし、それでいて、しっかりサッカーをしているいいチーム。シンプルに強いですよ」と高く評価しており、こう言葉を続けている。

「アジアのレベルは上がってきている。ベトナムとかもそうだし、世代別代表が上がってきているから、どうなるか、僕らも読めないです。J1でやれる実力がある選手、スーパーな選手がどこにいるか分からない」

 グループBの初戦では、豪州がヨルダンに敗れる波乱があり、グループCでは韓国がフィリピンに1-0と苦戦。リ・ヨンジの語るとおり、何が起こるか分からない、簡単には勝たせてもらえないのがアジアカップだ。キックオフを楽しみに待ちたい。

文・芥川和久(エルゴラッソ東京V担当)

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