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18/11/30[浦和]宇賀神友弥が地元・戸田市にフットサルコート建設。「市内にボールを蹴れる公園が3つしかないと聞いて…」

 29日、浦和の宇賀神友弥が代表理事を務めるNPO法人『Effort&Dream』が、『UGAJIN Esforço Place(エスフォルソプレイス)』(埼玉県戸田市南町10-7)のオープニングイベントを開催した。『Effort&Dream』と宇賀神は地元である戸田市で幼稚園巡回サッカー指導、小学校へのサッカーボール寄付、大会開催などを行ってきた。今回は、12月2日からオープンする屋内フットサル施設、ならびに12/3から始まる当該地でのスクールについても発表されている。

 宇賀神がこの地にフットサルコートを建設しようと考え始めたのは、約2年前。「初めて浦和でキャプテンマークを着けてプレーしたときに、自分が背負っているものを感じた。それまでは自分が生き残ることばかり考えていたんだけど」。

 サッカー協会設立50年を超えた地元の戸田市だが、現在に至るまでプロサッカー選手は宇賀神のみ。その事実に加えて、校庭の使用制限などもあってボールを蹴れる場所が激減していることを耳にした。「「市内にボールを蹴れる公園が3つしかないと聞いて…。地元に貢献しなければ」。そんな思いに駆られたという。この日も来賓代表として挨拶した菅原文仁市長や各企業へ宇賀神自身などが話を進めて、ついに29日、オープニングイベント開催の運びとなったという。

 全天候型の室内コートで、保護者がゆったりと座ってコートを見ることのできるスペースもある。スクールユニフォームやエンブレムは黄色を基調とするが、コート中央の柱には赤、エンブレムにも赤の枠を施して「浦和レッズが自分のチームであり、心の中に情熱をもっている」(宇賀神)思いを込めたという。

「一人の人間としての“人間力”をもった人を育てたい。戸田市のサッカー人口を増して、自分以外のプロ選手を輩出したい」

 コートは土日の無料開放や、スクール使用以外の一般利用もされている。宇賀神の座右の銘である「努力(Effort,Esforço)に勝る天才なし」。その言葉がつき、熱い思いの詰まった宇賀神のプロジェクトが本格的にスタートした。

文・写真:田中直希(エルゴラッソ浦和担当)

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