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18/09/07[東京V]ニーヤンとモンちゃん。上位対決の東京Vvs横浜FCで元柏のレアンドロが対決か

 9月8日、味の素スタジアムで行われる明治安田J2第32節東京Vvs横浜FCで注目を集めるのが、“元柏のレアンドロ”対決だ。

 横浜FCのレアンドロ・ドミンゲス(レアンドロ・ドミンゲス・バルボーザ)は2010年に柏に加入。J2優勝、さらに翌年にはJ1優勝に貢献してJリーグMVPに輝いた。そして東京Vのレアンドロ(レアンドロ・モンテーラ・ダ・シルバ)は、山形や神戸、G大阪、中東で活躍後2014年に柏に加入。レアンドロ・ドミンゲスの愛称は「ニーヤン」、レアンドロは「モンちゃん」と呼ばれた。Wレアンドロの活躍が期待されたが、レアンドロ・ドミンゲスの退団により2人の共演はわずか6試合に終わった。

 今季、レアンドロ・ドミンゲスは2年目を迎える横浜FCで11ゴール9アシストを挙げ、往年の輝きを取り戻している。レアンドロは今夏、神戸から東京Vに完全移籍。度重なった怪我のためコンディションは思わしくなく、短い時間ながらも出場すれば高いクオリティーを発揮している。第25節の新潟戦では2ゴールをアシスト。前節はサイドの低い位置でフィードを収め、決勝ゴールの起点となった。「僕は前にいて点を取ってばかりの選手じゃない」と言うように、中盤を広範囲に動いてボールを引き出し、高い技術で収め、小気味よく展開してチャンスを作る。まるでレアンドロ ドミンゲスを思わせるようなプレーを、いま東京Vでは見せているのだ。

 レアンドロはレアンドロ・ドミンゲスについて、「長い期間は一緒に試合をしていないけど、クオリティの高い選手。プレーのイメージを共有できる、良きパートナーだった」と述懐する。そしてもちろん、「次の試合では気をつけないといけない」とつけ加えた。

「そんなに守備で貢献しないように見られがちだけど、次にボールを奪ったらどうすべきか、どう攻撃していくかを彼はいつも考えていて、その準備を必ずしている。危険な存在だ」

 一流は一流を知る。レアンドロにしてもレアンドロ・ドミンゲスにしても、相手に厳しく警戒されながらもなぜかフリーでボールを受けてチャンスを作ってしまうのは、その準備があるからに他ならない。実際、ボールを追い回す回数は少ないかもしれないが、試合を決める力のある選手が常に隙を伺っているというだけで、ボールを持つ側は後ろ髪を引かれて攻撃の迫力は落ちる。それも立派な「守備での貢献」だろう。

 レアンドロは金沢戦で相手との接触があり、今週は別メニューを中心に調整。ロティーナ監督は「大きな問題ではないが、100%の状態ではない」とし、ベンチ入りできても後半途中からの出場になりそうだ。2人の対戦が実現すれば、2014年8月の名古屋×柏以来となる。

文:芥川和久(エルゴラッソ東京V担当)

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